お役立ちの小窓知識の小窓 > 健康と病気

アラキドン酸は必須脂肪酸

「脂肪酸」というのが「脂質」を構成しています。その脂質とは、体温を一定に保ったり、身体を活発に動かしたりするための効率的エネルギー源であったり、からだを構成する細胞膜などの材料でもあり、私達にとって、なくてはならないとても大切な成分であります。
その脂肪酸は炭素が鎖のようにつながり、それに水素・酸素がくっついた物質で、繋がり(結合)の違いにより飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸に分けられます。
飽和脂肪酸は常温で固まりやすいので、摂り過ぎに注意が必要です。
不飽和脂肪酸は常温では固まりにくく、体内で合成されるのが「一価不飽和脂肪酸(炭素同士の二重結合が1カ所)」で、オリーブ油などのオレイン酸がこれにあたります。
一方、体内で殆ど合成されない脂肪酸を「多価不飽和脂肪酸(炭素同士の二重結合が2カ所以上ある)」といい、「アマニ油・シソ油などのαーリノレン酸」と「さば・まいわしなどのEPA(エイコサペンタエン酸)」と「まぐろ・さばなどのDHA(ドコサヘキサエン酸)」、そして、「ベニバナ油・コーン油などのリノール酸」と「肉類(特にレバー)・卵などのアラキドン酸」が必須脂肪酸にあたり、これらは体内で作り出すことが出来ない、或いはまたその量が限られているので、食生活を意識しながら、食事から摂取する必要がある脂肪酸です。

不飽和脂肪酸のアラキドン酸とは

アラキドン酸は、その不飽和脂肪酸のひとつで、4つの二重結合を含む20個の炭素鎖からなるカルボン酸で、細胞膜中のリン脂質として存在してます、なかでも、特に、脳に多く含まれています
しかし、加齢とともに減少してきますので、シナプスという部分での神経伝達物質のやりとりの衰え、即ち、シナプス伝達力が衰え、脳の機能も低下してきて、「肝心な時に人の名前が?」、「何をしようとしていたのか?」、「あら!あら!なんだっけ?」思い出せない現象が発生してきます。
そういった意味でも、このような現象がはじまる40代からは、脳の構造・機能を支えるものとして脳の細胞膜を構成するアラキドン酸を積極的に摂取する姿勢が大切になってきます。

アラキドン酸の摂取には

脳のエイジングケア(老化予防)への関心が高まるにつれ、脳の細胞膜を構成するアラキドン酸が注目されつつあります。

アラキドン酸の効果があると思われるもの
・免疫力の改善
・学習・記憶・認知能力を高める
・気分の高揚や意欲を高める など

アラキドン酸が含まれる食品例
・牛レバー・豚レバー・豚肉・卵黄・ウニ・さば・ぶり  など

アラキドン酸などのオメガ6系脂肪酸の摂り過ぎ注意
過剰に摂取するとアレルギー症状や炎症を引き起こすこともあり、
また、コレストロールの過剰摂取になりがちですので、注意が必要!!

スポンサーリンク